2020.08.08

リスクと向き合うべし！

上越支店、武藤です

 

本来ならば

今頃は、東京五輪の真っ最中だったはずが、今年はコロナウィルスの世界的流行で物静かな

8月をむかえております。

 

ＧＯＴＯトラベルと銘打ったキャンペーンも、連日の感染者数の多さにどこかぼやけてしまっている

ようです。

 

世の中、思い通りにはいかないものですね。

 

 

 

ところで、最近購入した下記写真の書籍をみていたのですが、ちょっと呟いてみようと思います・・・

 

 

 

若い時には、都会生活に憧れて、高校卒業を期に東京へ出ていきましたが、いっときの男性の３大欲求を満たすが為に

無駄なことにお金を散財しまくり、お金に苦労した時期がありました。当時は、使った後は虚しさだけが残るのですが、

何度となく繰り返し、気づくまでに相当なお金と時間がかかりました。

 

証券や商品先物の商売は、業界の慣習は大方似ていましたが、営業成績を上げるために、散財するような雰囲気は

職場にはありました。会社の常識は社会の非常識と言われますが、業界にどっぷり浸かると、自分のやっている行動が

見えなくなるものなんですね。

 

まあ、身から出た錆です。

 

 

 

 

そういう苦い経験が、今の不動産業界に転じてから生きております。

信濃土地に転じてからは、試行錯誤しましたが、幾分か毎月の可処分所得も増えてきました。

 

 

そうは言っても、コロナウィルスの流行は、日本人の生活スタイルを大きく変えてしまうかと思います。

会議室にみんなが集まらなくてもリモートで会議ができてしまうことにみなさんが気付いたのです。

人が密集することも実はリスクなんだとみなさん気づいたのです。

 

 

今後、起こりうるだろうことは、いろいろあろうかとおもいますが、個人的には

①都心から地方都市へ人の移動する人が増える

②インフレの進行

③個人事業主が増える

上記のような事柄に注目しております。

 

都心から地方都市への人の移動については、鉄道や道路が都心へアクセルしやすい場所が注目されるかと思います。

上越市にＵターンをしたからこそ、感じておりますが、人口２０万程度の都市は生活がしやすいですよ。

また、インフレの進行については、日本銀行が金融緩和でせっせと市中にお金をばらまいていますので、将来しっぺ返しは

あるだろうと強く感じております。人によっては、郊外の敷地を購入され畑で野菜も造りながら都心へ出勤するという

著名人も出始めております。金価格が史上最高値を更新しているのはインフレに備えようとする群衆心理の現れなのでしょう。

個人事業主が増えることについては、働き方改革の影響で、副業が認められ、インターネットの普及で在庫や事務所を

かかえなくても商売できる世の中へと進んでいくのだろうと感じているからです。

 

 

さきほどの与沢巽さんの著書ですが、過去に大きな失敗を経験している方の話は真実味が高いと思います。

若ければ若いほど、リスクは負ったほうが良いかと思います。もう自分はオジサンかなと思うときもあるのですが、

若い時こそ少々無茶するぐらいが、豊かな人生を送れると思います。失敗してこそ、気づきがあるものです。